くらしの美術館 –遠隔の共創–
無印良品 直江津店内のOpenMUJI内で行われた展示の会場構成の設計施工。
くらしの美術館は、「100年後の街の風景を描く」というビジョンのもと、地域の持つ様々な生活・文化・自然などの価値をアーティストと直江津地区の住民が新たな視点から向き合い、それらを保存・継承・発展させていく活動です。
今年度は、4組のアーティストと地域住民が共創したプロジェクトを発表をしました。
4組のアーティストが作品やワークショップ展示を行うための配置計画や意匠調整、施工、施工補助を行った。全体の共通素材として、地域との協働のプロジェクトであることを踏まえて、地元で伐採できる竹を骨格として使用している。また、1週間という短期間の開催であることから無駄な資材を抑えるため、箱形状には廃棄される発泡スチロールやダンボールを使用したり、面材には備品としてのシート類を使用した。
検討段階に遠隔での協議を余儀なくされていたこともあり、現場での調整が発生することを想定して、単管のジョイントで竹を組むことでフレキシブルな変更へ対応した。それは自主施工であることにも効果的だった。
名称 | くらしの美術館 –遠隔の共創– |
施主 | くらしの美術館実行委員会 準備会 |
場所 | 新潟県上越市 無印良品 直江津 Open MUJI |
用途 | 展示 |
設計 | ya |
施工 | ya+保坂工務店 |
協力 | The Chain Museum(企画制作) NPO法人インビジブル(企画制作) 加藤亮介(グラフィックデザイン) |
床面積 | 167.30m² |
完成年 | 2021.03.21〜2021.03.28 |
写真 | 尾原深水 |
Title | KURASHI no Museum |
Client | KURASHI no Museum Preparatory Committee |
Location | Jyoetsu-city, Niigata |
Usage | Exhibition |
Design | ya |
Constr. | ya+Hosaka koumuten |
Collab | The Chain Museum(Production) inVisible(Production) Ryosuke Kato(Graphic design) |
Area | 167.30m² |
Date | 20th March 2021~28th March 2021 |
Photo | Shinsui Ohara |